読書・書評


2005年、大阪天満宮、秋の古本市での掘り出し物

天満宮の古本市

治療院裏の大阪天満宮の境内で、毎年古本市をやっています。いろいろ掘り出し物があるんで、期間中は時間があれば毎日通います。上の写真は一冊200円で買った物ですが、左の2冊は非売品のものです。どちらも書き込みがあったりするのですが、ヤフオクなんかで転売してもそれなりの値段で売れそうです。


おすすめの仏教入門書

整形外科に勤めていたときの元同僚から「仏教の入門書でなにかいいのはないか?」とたずねられた。なんでも、仏教系?のカルト教団の教義が本物かどうかを見分けるのに基本的な事を知りたいんだそうだ。勧誘を受けて困っているのかな?

患者さんからも仏教の入門書について聞かれることもあるので、どれがいいかいろいろ悩むんだけど、最近お薦めしているのは『ダライ・ラマの仏教入門』『ダライ・ラマの仏教哲学講義―苦しみから菩提へ 』の二冊である。

インドで仏教が誕生し壊滅的状態になるまで2000年近くの歴史があったのだけれど、その間に流派がいくつもできた。最初にお釈迦様が説かれた教えとはずいぶん異なる流派もあったし、生産的発展?を遂げたものもあった。とくに、日本には支那大陸を経てはいってきたので、流れ流れて入ってくる過程でどんどん変化したし、日本に入ってからもどんどん変化した。仏教はそんな長い歴史を経てきたので、お釈迦様の教えとはずいぶんどころかまったく違ったものになってしまった流派がいくつもできた。


「荒れ野の40年」演説と西尾幹二先生の批判

ここのところ、戦後の左翼運動が行ってきた歴史捏造・世論操作・印象操作の手口についていろいろ調べている。ドイツと日本の戦後補償に関する印象操作もそのひとつ。

これに関してドイツのヴァイツゼッカー元大統領の名演説といわれる「荒れ野の40年」とこれに対する西尾幹二先生の批判論文「ヴァイツゼッカー前大統領謝罪演説の欺瞞」「異なる戦争異なる悲劇」を読んだ。

大東亜戦争に対する日本の償いに関して「ドイツはナチスの罪に対する償いを行っているが、日本はドイツのような償いをアジアに行っていない」という批判がよくおこなわれるが、そういう批判の根拠のひとつとなっているのが「荒れ野の40年」という演説だ。